上映作品

孤独な楽園

生きることは、罪ですか?

「人間存在の不条理」と「それでも生き続ける人間の愛」を映画プロデュースを通じて描き続けてきた 製作総指揮・金延宏明(「シャニダールの花」「輝け星くず」)が贈る本作品は、監督に、『アジアの純真』(2011)、『たとえば檸檬』(2012)、『天上の花』(2022)など、エッジの 効いた作品で話題の片嶋一貴を迎え、『たとえば檸檬』で脚本に携わった吉川次郎と、今作で 久々にタッグを組み登場人物が抱える孤独を炙り出していきます。
母親に捨てられた少女・須佐あやめを演じるのは、映画 初出演にして初主演を射止めた大坪あきほ。苦悩する 人気小説家・津島耀役に、青柳翔(劇団 EXILE)。 心優しいあやめの父に忍成修吾、津島 を支える女性編集者に三戸なつめ、そして骨董品店を経営 しているあやめの叔母に有森也実を招き、実力派の俳優 陣が集結いたしました。

出演
:大坪あきほ 青柳翔
エグゼクティブ・プロデューサー
:金延宏明
プロデューサー
:金延宏明 兼田仁
脚本
:吉川次郎
監督
:片嶋一貴

STORY

新連載のスタートが控えている人気小説家・津島耀(青柳 翔)は、 スランプに陥り、原稿用紙は白紙のまま時間だけが過ぎてゆく。 母に棄てられ、厳格な父を自死で亡くして心に 傷を負っている少女・あやめ(大坪あきほ)は、過干渉の叔母に 育てられ、島の工場で働きながら変化のない日々を送っていた。 ある日、外国人の同僚から依頼され、あやめが代筆した1通の ラブレター。「私の愛を見つけてください」たまたま手紙を目に したのは、津島だった。出会うはずのない2つの人生が交錯した その先に、楽園は見つかるのだろうか?