上映作品

リトル・ダンサー デジタルリマスター版

  • 第 73 回 アカデミー賞(R)3 部⾨ノミネート(監督賞・脚本賞・助演⼥優賞)
  • 第 54 回 英国アカデミー賞 最優秀主演男優賞・最優秀助演⼥優賞・英国映画賞 受賞
  • 第 25 回 ⽇本アカデミー賞 外国映画賞 受賞
  • 第 69 回 ナショナル・ボード・オブ・レヴュー ブレイクスルー男優賞受賞(ジェイミー・ベル)他多数
  • 2000 年 カンヌ国際映画祭 監督週間クロージング作品
  • 2000 年 東京国際映画祭 特別招待作品

一覧で表示

不朽の感動作がスクリーンに帰ってきた︕

2000年9月にイギリス公開された本作は、世界の映画祭で高い評価を受け1億ドル超えの大ヒット、日本でも2001年1月から公開されると、少年ビリーが偏見や環境に負けず、夢に突き進む姿に多くの観客が胸を熱くした不朽の感動作だ。
監督は本作で長編デビューとなったスティーヴン・ダルドリー。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『愛を読むひと』など上質なドラマの名手として知られ、本作から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を成し遂げている。
またバレエ・ダンサーを夢見る主人公ビリーを演じたのは、『ロケットマン』や『異人たち』など今や世界的な実力派俳優となったジェイミー・ベル。当時13歳だった彼は、2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。ビリーにとって踊ることは、自分を表現する手段。軽やかな動きでなく、力強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻だ。さらに、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも見逃せない。
音楽は70年代に一世を風靡したグラムロックのT.レックスによる名曲の数々や、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムの人気曲などが使用され、ビリーの心に寄り添うように鳴り響き、観る者のすべての魂が揺さぶられる。また本作に深く感動したエルトン・ジョンが、ミュージカル化を熱望。今や大人気のミュージカル『ビリー・エリオット』が誕生した。
ビリーの夢はやがて家族の大きな夢へと変わっていくー。夢を持つすべての人に贈る<大切な一本>になる、ビリーの情熱と家族愛に胸アツな青春ドラマの大傑作だ。

監督
:スティーヴン・ダルドリー
キャスト
:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー

ストーリー

ぼくの名前はビリー・エリオット。夢はロンドのロイヤル・バレエ団で踊ること!

1984年、イングランド北東部の炭鉱町。母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父に言われ、ボクシング教室に通わされている。ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いたビリーは、女の子たちに混ざってこっそりレッスンに参加するようになる。そしてビリーはバレエの先生ウィルキンソンによってバレエ・ダンサーとしての才能を見い出され、彼女の指導のもとでめきめきと上達していくが……。