上映作品

愛はステロイド[名画座2本立て]Love Lies Bleeding

R15+ 104分 イギリス・アメリカ

この愛は、膨張して、依存して、暴発するー
映画の常識を打ち砕き、中指を突き立てる意欲作!?

観る者の心に焼き付いて離れないジャンルレスな映画を数々手掛けてきたスタジオA24が新たに贈る、規格外のクィア・ロマンス・スリラー。大胆で示唆に富んだストーリーテリングと刺激的な演出、そして俳優陣の化学反応が各所から絶賛され、映画批評サイトRotten Tomatoesでは94%フレッシュという高評価を獲得。(※1)ゴッサム・インディペンデント映画賞をはじめとする世界各国の映画賞に44ノミネートを果たし、第74回ベルリン国際映画祭にも出品され、『ピンク・フラミンゴ』などで知られる鬼才ジョン・ウォーターズが<2024年最高の映画>として挙げた一作。それが『愛はステロイド』である。
※1:2025年6月3日時点https://www.rottentomatoes.com/m/love_lies_bleeding_2024

監督&脚本
:ローズ・グラス(『セイント・モード/狂信』)
共同脚本
:ヴェロニカ・トフィウスカキャスト
出演
:クリステン・スチュワート(『スペンサーダイアナの決意』)、ケイティ・オブライアン(『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』)、エド・ハリス(『トップガンマーヴェリック』)、ジェナ・マローン(『メッセンジャー』)

STORY

町のフィクサーを父に持つルーと、流浪のボディビルダー・ジャッキー。
彼女たちに宿った稲妻のような愛が、支配に抗う力へと肥大する——。

1989年、ニューメキシコ州の田舎町。単調な毎日を過ごしていたルー(クリステン・スチュワート)は、勤め先のトレーニングジムで逞しい筋肉を纏ったジャッキー(ケイティ・オブライアン)と運命的な出会いを果たす。オクラホマ出身の彼女は、来月ラスベガスで開催されるボディビル大会に出場するため、経由地としてこの町に流れ着いたのだという。男と殴り合いになったジャッキーを介抱するうちに彼女に惹かれはじめたルーは、ジムでまとめ買いしているステロイドをプレゼントする。流れのまま熱い口付けを交わした2人は、ルーの家で身体を重ねるのだった。
泊まる場所のないジャッキーはそのままルーの家に滞在することに。ジャッキーは日銭を稼ぐためにウェイトレスとして町外れの射撃場で働き始めるが、そこはルーが嫌悪する昆虫愛好家の父親、ルー・シニア(エド・ハリス)が経営していた。母親は12年も前に家族の元を去って以降音信不通。シニアは表向きには射撃場やトレーニングジムの経営者であったが、メキシコに大量の銃を密輸し稼ぐ裏の顔を持っていた。
共に暮らすなかで愛を育みはじめたルーとジャッキーは、一緒にボディビル大会に行こうと約束する。ある夜、2人はルーの姉であるベス(ジェナ・マローン)とその夫JJ(デイヴ・フランコ)とともにレストランで食事をしていた。実はベスはJJにDVを受けているが、ベスはそれを愛だと盲信するばかり。姉を傷
つけるJJに詰め寄ったルーだが、そこで彼が以前ジャッキーと肉体関係を持ったことを知る。ただしそれは2人が出会う前の話。それでも殺したいほどに嫌悪するJJと関係を持っていたことが許せないルーは激しく言い争うが、その喧嘩を通じて2人はまた仲を深めるのだった。
翌日、ベスが緊急搬送されたと病院から電話を受けたルー。急いで病院に向かうと、病室には顔を腫らし意識不明の重体となった姉の姿が。明らかにJJの仕業であるが、証拠がないため逮捕もできない。怒りに震えるルーの姿を見たジャッキーは一人病室を飛び出し、JJの家で彼を殺害する。ジャッキーがJJを殺したと知ったルーは、彼女を助けるために死体を車に乗せて荒野のある場所に向かう。しかしその姿を、ルーに一方的な好意を寄せるデイジー(アンナ・バリシニコフ)に目撃されていた。互いを守るための行動で父親やFBIからも追い詰められていく2人は、果たして苦境から抜け出すことができるのか——。


上映スケジュール

東京都