10歳前後で誘拐され、意思を奪われ、人生そのものを奪われた元子ども兵たち。
肉親を殺され、数えきれないほど死を目撃し、命令に抗えず殺人に手を染めた者も多い。
被害者であり、誘拐や虐殺に加担した加害者でもある。彼らは10年、20年もの間、戦うことを
唯一の目的とする環境で過ごしてきた。
2023年、元子ども兵とその家族140名あまりが武装勢力の活動地域から逃げ、ウガンダに帰ってきた。
彼らはこう呼ばれる ─リターニーズ(帰還者たち)
殺戮に手を染めた彼らの受け入れを拒絶する社会の壁は厚い。親族ですら忌避する。
果たして彼らは、生きる場所を見つけることができるのか。
長年、元子ども兵たちの支援を続けてきた小川真吾(NPOテラ・ルネッサンス)は、
彼らとともに新たな挑戦を始める─。