ブラジル北東部から大都会サンパウロへやってきた19歳のマカベーアは、読み書きもままならず、世間知らずで恋愛経験もない天涯孤独のタイピスト。自身の貧困や境遇に無自覚で、恋にあこがれ、映画スターを夢見る彼女は、ある日占い師から「あなたの人生は変わる」と告げられる。だが、その「運命の瞬間」は思いがけない形で訪れる......。
「20世紀でもっとも謎めいた作家のひとり」と称されるクラリッセ・リスペクトルによる同名小説を、ブラジル映画界における女性監督の先駆者スザーナ・アマラウが映画化。社会の中で見過ごされてきた存在を、血の通った一人の人間として瑞々しく描き出した。第36回ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)受賞。
「わたしはタイピストで、処⼥で、コーラとホットドッグが好き」。ブラジル北東部の貧しい地からサンパウロにやってきたマカベーアは、⾝寄りもなく、読み書きもままならず、世間知らず。安⽉給で暮らし、3⼈の⼥たちと粗末な下宿を共有している。⾃⾝の貧困や境遇に無⾃覚で、恋にあこがれ、映画スターを夢⾒る彼⼥は、ある⽇占い師から「あなたの⼈⽣は変わる」と告げられる。だが、その「運命の瞬間」は思いがけない形で訪れる……。