社会的なテーマを強烈なリアリズムでエンターテインメントへと昇華させてきたブラジル映画界の伝統から新たな快作が誕生した。ブラジル出版界の最高権威である「ジャブチ賞」を2012 年に受賞したオスカール・ナカザトの小説『ニホンジン(原題:Nihonjin)』(水声社)。現在、過去、そして未来を紡ぐ三世代の濃密な人間ドラマをブラジル屈指のアニメーションスタジオPINGUIM CONTENT が待望の映像化を果たした。本作は、俯瞰的かつ寓話的な視点を緻密なタッチで表現し続ける現代アーティスト、大岩オスカールの描く世界を、ビジュアルのインスピレーションとし、大画面で映えるアニメーション映画としてあらゆる世代から支持され、本国ブラジルでは2025 年10 月16 日に劇場公開されるとロングランの興行となった。奇しくも日伯修好130 周年にあたる2025 年にはルーラ大統領の訪日、皇族のブラジル訪問等、数多くの官民主導のイベントが実行されたが、日伯関係の更なる深化が期待される今夏、アニメ―ション映画『ニホンジン』は、地球の反対側にある祖国日本に凱旋する。
我々「日本人」の知らない「ニホンジン」の物語を劇場で体感せよ!