監督・脚本:深田晃司 × 主演:松たか子
9年の歳月をかけた渾身作、カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品決定!
『淵に立つ』、『LOVE LIFE』、『恋愛裁判』などカンヌ、ヴェネチアをはじめ世界で高い評価を受ける深田晃司監督が、第39回岸田國士戯曲賞を受賞した平田オリザの代表作「東京ノート」に着想を得て、オリジナル脚本を執筆。同作の精神を受け継ぎながらも「ナギ(岡山県奈義町がモデル)」を舞台に新たな物語を紡ぎ、企画の立ち上げから9年の歳月を経て完成させた意欲作。主演に松たか子、共演に石橋静河、松山ケンイチら日本屈指の実力派キャストを迎え、観る者の価値観を揺さぶる、緻密で驚異的な人間ドラマを完成させた。本作は、第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定した。
近くの山から切り出される木でひとり彫刻を作る寄子。ある日、東京と台湾で建築家として活躍してきた友梨は、数日間の休暇をとって、別れた夫の姉・寄子のもとを訪れる。都会にはない「ナギ」での穏やかな生活。妻を亡くした寄子の幼なじみの好浩、そして息子の春樹とその親友の圭太――人々との出会いは、日常に小さな揺らぎをもたらしていく。
やがて、彫刻のモデルを毎晩つとめるなかで寄子の知られざる喪失に触れ、友梨にも変化が起きていく。