第66回江戸川乱歩賞作家・佐野広実の同名小説を、吉岡里帆と奈緒のダブル主演で映画化し、配偶者や親から暴力を受ける女性たちが身を寄せるシェルターを舞台に描くクライムサスペンス。「君は永遠にそいつらより若い」の吉野竜平が監督・脚本を手がけた。
夫の暴力から逃れた紀子は行き場を失い、看護師の路子に救われて三浦海岸の外れに建つ日本家屋のシェルター「おうち」へ連れられる。配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うその場所では、食事や掃除など暮らしのすべてが「持ち回り」というルールで成り立っていた。穏やかで守られた日々を取り戻していく紀子だったが、少しずつその日常に違和感を覚え始める。そして、ついに「おうち」で行われている組織的犯罪の実態を知ってしまう。一方、ある事件を追う刑事・薫もまた、捜査線上に「おうち」の存在を浮かび上がらせていた。
「正体」で第48回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した吉岡里帆が紀子を、東京ドラマアウォード2025主演女優賞を受賞した奈緒が刑事・薫を演じた。風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美ら個性豊かな顔ぶれが「おうち」の女性たちを演じ、北村匠海、原嘉孝、清水尚弥が女性たちを脅かす人物たちを演じる。