上映作品

静かな友人Silent Friend

  • 第82回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門出品 6賞受賞
  • 第61回シカゴ国際映画シルバー・ヒューゴ賞 受賞

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もし、植物も私たちを見ていたら──?

『心と体と』のイルディコー・エニェディ監督とアジアを代表する名優トニー・レオンのタッグが実現
約100年の時を行き来する人間と植物の神秘的な交流劇

「もし、植物も私たち人間を観察していたら──?」そんな知的好奇心をかき立てる不思議な問いから始まる本作は、約100年の時間軸を⾏き来しながら、ドイツの⼤学構内にそびえる⼤きなイチョウの⽊と登場人物たちの種を超えた深遠な交流を描く。
監督は、第42回カンヌ国際映画祭<カメラ・ドール>『私の20世紀』、第67回ベルリン国際映画祭<金熊賞>『心と体と』で世界中の映画ファンを魅了してきたイルディコー・エニェディ。そして、主演には、『花様年華』など幾多の名作で国際的な評価を確立したトニー・レオンを迎えた。植物との交流を試みる主人公の神経科学者は、トニー・レオンのためにあて書きされた役。脚本に深く共鳴した彼が出演を決意し、本作がキャリア初のヨーロッパ映画主演作となる。さらに、共演には、レア・セドゥが名を連ねる。同じ場所に変わらぬ姿で佇み続ける木と、時代とともに変化する人間社会。その対比が生み出す神秘的な映像世界は、私たちを慌ただしい日常からそっと解き放ち、心を静かにほぐしてくれる。見慣れた世界が少し違って見える、静かな驚きに満ちた知的ミステリー。


<STORY> 
2020年。香港の神経学者トニー・ウォン(トニー・レオン)は、ドイツのマールブルク大学に客員教授として招かれる。パリの植物園で働く科学者アリス(レア・セドゥ)との出会いをきっかけに、「もし、植物も私たちを観察していたら?」という問いに触発され、大学構内のイチョウの木をモチーフにした奇妙な実験に取り組む。そして保守的な1908年に大学初の女子学生となったグレーテと、自由な気風の1972年に自分の居場所を探す青年ハンネス。彼らもまた同じイチョウの木に触れ、それぞれの方法で植物との対話を実践していくのだった──。

監督・脚本
:イルディコー・エニェディ