1996年の長編デビュー作『弾丸ランナー』でたちまち独自のスタイルを確立したSABU監督は、それから30年のキャリアを重ね多様なジャンルへと拡張してきた。『記憶ゼロ』は、台湾と日本の合作で製作され、全編が台湾で撮影された。
主人公の刑事を演じるのは、大ヒット作『モンガに散る』『我、邪で邪を制す』に主演した台湾のスター俳優イーサン・ルアン(阮經天)。人気女優ムーン・リー(李沐)、ベテラン女優シェ・インシュエン(謝盈萱)が共演し、SABU監督作品の常連俳優である堤真一と、『ドライブ・マイ・カー』の霧島れいかも出演。台湾と日本から実力派俳優が集結した。
ある事件で受けたショックにより記憶障害を発症した敏腕刑事が、3億円誘拐事件を捜査する。
記憶が次第に薄れていく中、直観だけを頼りに犯人を追って走り続けるー―。