上映作品

アメリ デジタルリマスター版Le fabuleux destin d'Amélie Poulain

公開25周年記念上映
あの頃、アメリに恋をした。
あれから25年。

2001年、ひとりの女の子の物語が、日本中を魅了した。
パリ・モンマルトルのカフェで働く、ちょっと不思議で空想好きな女の子、アメリ。人と関わることが少し苦手な彼女は、ある日、アパートのバスルームで古い宝箱を見つける。持ち主を探し出して宝箱を返したことをきっかけに、誰かの人生を少しだけ幸せにする"小さないたずら"を始める。
そんなアメリが出会ったのは、捨てられた証明写真を集める不思議な青年、ニノ。誰かを幸せにすることは得意なのに、自分の幸せにはなかなか踏み出せない。ちょっぴり不器用なアメリの、恋と小さな勇気の物語。
鮮やかな赤と緑の色彩、モンマルトルの街並み、アメリが着こなすレトロでキュートなファッション、そして耳に残るヤン・ティルセンの音楽。『アメリ』は、ひとつの映画を超えて、ファッション、音楽、インテリアまでを巻き込むカルチャー現象となった。
2001年11月17日の日本公開時には、渋谷のミニシアター「シネマライズ渋谷」1館からスタート。公開初日には劇場前に長い行列ができ、その熱狂はテレビや雑誌でも取り上げられ、大きな社会現象へと広がっていった。
フランス本国をはじめ世界各国でもロングラン・ヒットを記録し、2002年にはアカデミー賞®5部門にノミネート。その後も映画関連書籍やスタイルブック、サウンドトラックの楽譜集などが発売され、アメリの部屋に置かれたミヒャエル・ゾーヴァの豚のランプや、映画の舞台となったパリの街までが注目を集めた。
映画を観るだけではなく、『アメリ』の世界そのものに夢中になる人が、世界中に生まれた。
クレームブリュレの表面をスプーンで割る。水切り石をする。誰かのために、こっそりいたずらを仕掛ける。
人生を変えるような大きな出来事じゃなくても、毎日の中には、ちょっと嬉しくなる瞬間がある。『アメリ』が描いたのは、そんな"小さな幸せ"の積み重ねだった。
それは25年経った今も変わらない。
2001年にこの映画に出会った人には、あの頃の思い出を。
まだ観たことのない人には、初めて出会う『アメリ』を。

監督
:ジャン=ピエール・ジュネ
出演
:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソビッツ、