近日上映作品

流星【レスリー・チャン命日上映】

4/1 [水]1日限定上映

111分 株主ご招待券不可 株主提示割引証不可 中国

2003年4月1日、46歳という若さでこの世を去った香港の大スター、レスリー・チャン。
彼の命日である4月1日に、レスリー・チャンが父親役として主演し、プロデューサーとしても参加したヒューマンドラマ『流星』のデジタルリマスター版の特別上映が決定いたしました!

『流星』は1999年に公開され、『欲望の翼』『ブエノスアイレス』のレスリー・チャンが父親役として主演し、プロデューサーとしても参加したヒューマンドラマ。チャップリンの名作「キッド」をモチーフに、失脚した元証券アナリストの男が捨てられていた赤ん坊を拾い、愛情深く育てていくなかでの悲喜こもごもが描かれ、アジア金融危機という困難な時代背景の中で制作された本作は、今なお色あせることのない希望と愛の物語として高い評価を受けています。

本上映は、オリジナルマスターから新たに製作されたデジタルリマスター版での上映となります。
鮮明に蘇った映像と音響により、レスリー・チャンの繊細かつ温かな演技、そして作品に込められた時代の空気とメッセージを、スクリーンであらためて体感していただけます。

【鑑賞料金】
特別料金 1,300円/ハンディキャップ割引 1,000円
※特別興行のため、上記以外の割引・招待券、無料券、株主優待券はご利用いただけません

監督
:ジェイコブ・C・L・チャン (『墨攻』『夜間飛行』)
出演
:レスリー・チャン、エリクソン・イップ、キャリー・ン、ティ・ロン

STORY

香港で働く敏腕証券アナリストのウェイは、1997年のアジア金融危機による株価暴落の影響で職を失い、恋人にも去られ、人生のどん底に突き落とされる。誇りも希望も失い、街をさまよう彼は、ある日「金持ちに拾われてほしい」というメモを添えられて捨てられた赤ん坊を発見する。一度はその場を立ち去るものの、激しい雨が降り出し、赤ん坊のことが頭から離れなくなったウェイは、思わず引き返してその小さな命を抱き上げる。こうして始まった奇妙な共同生活の中で、ウェイは不器用ながらも父親として赤ん坊に向き合い、次第に失いかけていた優しさや責任感を取り戻していく。経済的困窮や周囲の偏見など数々の困難に直面しながらも、赤ん坊の無垢な笑顔は彼の凍てついた心を溶かし、生きる意味を再び見いださせる。やがてウェイは、本当の幸せとは富や成功ではなく、誰かを想い、共に生きる時間そのものにあることに気づいていく。逆境の中で芽生える無償の愛と人間の再生を描いた、温かな感動作である。

ジェイコブ・C・L・チャン監督(『墨攻』『夜間飛行』)からメッセージ

日本のレスリー・チャンのファンの皆様へ

今年もまた4月1日に、「流星」を通じて東京・大阪・京都で皆様にお会いする事ができ大変うれしく思います。
レスリーは1997年に香港を襲った金融危機という困難な時期にこの映画「流星」の企画を心から支え、共に危機を乗り越えたいという願いを込めて参加してくれました。
企画が成立するようにと出演料をわずか1ドルで引き受け、著作権を分け合いながら作品を支えてくれました。
当時4歳の子役に寄り添い、毎朝早く現場に入り、遊びを通して自然な演技を引き出してくれた姿は今も忘れられません。
時間や名声、報酬にとらわれないレスリーの精神は、今も私の誇りです。
私は映画に込められたその思いを受け継ぎ、将来は収益を若い世代の前向きな作品支援に生かしたいと願っています。
レスリーを偲び集ってくださる皆様に感謝するとともに、その光がこれからも私たちを照らし続けることを願っています。

『流星』を製作当時の1998年の香港はアジア金融危機の影響で人々は重荷を背負い不安を抱えた時期でした。
こういった背景から、観た人を元気にして、彼らが直面している逆境に強く、楽観的に立ち向かえるように勇気づける映画を作りたいと願いました。
この映画のメッセージは、苦しい時期でも楽観的な態度で過ごし、限られたものから幸せを生み出し、愛する人たちとの時間を大切にすべきというもの。
本当の幸せはお金や物では代えられない。
『流星』は1999年の映画だけど、今でも観る度にたくさんの感情が込み上げてくる作品です。
レスリー・チャンとの素晴らしい記憶だけではなく当時の香港社会の雰囲気もよみがえり、昔の人間の温かさというノスタルジアが呼び起こされます。
今の世の中はそこから大きく変わってしまいました。
今『流星』を観ると、様々な感情が沸き起こり、作品に共感してもらえると思います。