近日上映作品

ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男Führer und Verführer

4 / 11 [金] 公開

PG12 128分 ドイツ・スロバキア

  • 2024 ミュンヘン映画祭観客賞受賞

終戦から80年。今も世界はゲッベルス(煽動者)で溢れ、我々は操られているー。

1933年のヒトラー首相就任から1945年にヒトラーが亡くなるまでの間、プロパガンダを主導する宣伝大臣として、国民を扇動してきたヨーゼフ・ゲッベルス。当初は平和を強調していたが、ユダヤ人の一掃と侵略戦争へと突き進むヒトラーから激しく批判され、ゲッベルスは信頼を失う。愛人との関係も断ち切られ、自身の地位を回復させるため、ヒトラーが望む反ユダヤ映画の製作、大衆を扇動する演説、綿密に計画された戦勝パレードを次々と企画したゲッベルスは、国民の熱狂とヒトラーからの信頼を再び勝ち取る。独ソ戦でヒトラーの戦争は本格化し、ユダヤ人の大量虐殺はピークに達する。スターリングラード敗戦後、ゲッベルスは国民の戦争参加をあおる"総力戦演説"を行う。状況がますます絶望的になっていく中、ゲッベルスはヒトラーとともに第三帝国のイメージを後世に残す最も過激なプロパガンダを最後に仕掛けるー。

監督・脚本
:ヨアヒム・A・ラング
撮影
:クラウス・フックスイェーガー
出演
:ロベルト・シュタットローバー(『ある一生』『パリよ、永遠に』『スターリングラード』)、 フリッツ・カール(『モニタリング』『サイレント・マウンテン』)、フランツィスカ・ワイズ