4 / 11 [金] 公開
▼4Kスタッフ▼
4K RESTORATION:IMAGICA EMS(カラリスト:山口登)
4K RESTORATION DIRECTOR:山下泰司
オリジナル音声マスタリング:オノセイゲン
▼5.1ch化スタッフ▼
5.1ch マスタリング:SonyPCL
ダイアログエディット・リレコーディングミキサー:喜多真一
サウンドエディター:谷口舞
音響設計監修:若林和弘
音響効果補修:山田香織
音響制作:井上亜希 (Production I.G)
キービジュアル・デザイン:塚本陽
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の押井守監督の初実写映画『紅い眼鏡』が4Kリマスターで、2025年に蘇る!
本作は声優・千葉繁のプロモーションフィルムを作るという自主映画企画だったが、次第にスケールアップし、35mmフィルム撮影での本格的な映画として完成。監督は、それまでアニメーションの監督として活動してきた押井守で、これが初の実写長編作品となった。スタッフも脚本の伊藤和典など、押井がチーフディレクターを務めた『うる星やつら』の関係者が参加。出演は、主演の千葉以外も鷲尾真知子や田中秀幸、玄田哲章ら参加し、声優の永井一郎や、アニメーターの大塚康生らも出演。また岡本喜八映画の常連として知られた天本英世も出演している。
『紅い眼鏡』はカルト的な人気を博し、後の『ケルベロス 地獄の番犬』(91)や『人狼 JIN-ROH』(00)につながる「ケルベロス・サーガ」と呼ばれる押井守の作品群の起点となった。
20世紀末、警視庁は激増する凶悪犯罪に対し、強化服「プロテクトギア」と重火器で武装した「対凶悪犯罪特殊武装機動特捜班」、略称・特機隊を組織する。しかしその苛烈な捜査手法に非難が集中し、組織は解体を余儀なくされた。だが一部の隊員は反乱を起こして解体に抵抗、一人の男がプロテクトギアとともに海外逃亡を果たす。その男の名は都々目紅一(とどめこういち)。3年後、紅一は大きなトランクを手に帰国する。はたして、彼の目的は……。
3/21(金)~ キネカ大森・・・劇場ホームページ
4/11(金)~ テアトル梅田・・・劇場ホームページ
4/18(金)~ アップリンク京都・・・劇場ホームページ
5/23(金)~ テアトル新宿・・・劇場ホームページ
7/11(金)~ サツゲキ・・・劇場ホームページ
ほか、全国順次公開
原作・押井守、作画・藤原カムイの黄金コンビで1988年から連載された『犬狼伝説』をカラーページ含め完全収録! さらに、2024年12月に漫画アクションに掲載され話題をさらった、いまだ続くケルベロス・サーガ作品群の原点である押井守の実写監督デビュー作品『紅い眼鏡』のコミカライズ40Pを収録! 巻末には押井守・藤原カムイ・出渕裕(プロテクトギア・デザイン)による記念鼎談も収録される。
【作品概要】
『犬狼伝説 改』
●発売日:2025年3月19日(水)
●原作:押井守
●漫画:藤原カムイ
●定価:4,950円(税込)
●出版:双葉社
●コピーライト:犬狼伝説©押井守・藤原カムイ/バルク
【あらすじ】
第二次世界大戦がドイツ・イタリア枢軸国と、日本・イギリス同盟の戦いで、敗戦国となった日本はドイツ軍に占領された…という設定を基にした架空の歴史物語となる。
あの決定的な敗戦からXX年――
占領軍統治下の混迷からようやく脱けだし、国際社会への復帰を図るべく「高度経済成長」の名の下に強行された急速な経済再編成が、その実を結びつつある一方で、この国は多くの病根を抱えていた。
失業者と凶悪犯罪の増加、中でもセクトと呼ばれる過激派集団とそれらに対応するはずの自治体警察による武装闘争は深刻な社会問題と発展。事態を重くみた政府は自治警を牽制しつつ自衛隊の介入を回避するため、高い戦闘能力を持つ警察機関「首都圏治安警察機構」、通称「首都警」を組織。ドイツが戦時中に使用した動甲冑「プロテクトギア」を身に纏い、MG34、MG42、C96などの銃器で武装した首都警警備部特機隊――通称「ケルベロス」の名は、セクトをはじめとする過激派集団、テロリスト、凶悪犯罪者たちを震え上がらせた。
【犬狼伝説とは】
日本を代表する映画監督であり、アニメーション演出、脚本、小説、漫画原作、劇作家、ゲームクリエイターなど、そのマルチな才能で国際的に活躍する押井守の原作による「ケルベロス・サーガ」と呼ばれる作品シリーズの一つ。藤原カムイによる圧倒的な作画によって描かれた空想歴史漫画作品。