近日上映作品

田辺・弁慶映画祭セレクション2025

6 / 20 [金] ー 6 / 26 [木] 開催

「田辺・弁慶映画祭セレクション2025」が今年も開催!
第18回田辺・弁慶映画祭で受賞を果たした若手新人監督たちの作品を一挙上映!

「田辺・弁慶映画祭セレクション2025」では、第18回田辺・弁慶映画祭で受賞を果たした若手新人監督にスポットをあて、特集上映を致します。
インディーズ作品を、作り手と、送り手である劇場が手を取り合い、工夫を凝らしたラインナップとともに、今、注目の若手新人監督が自ら全力で臨みます。
是非、この機会に自分の目でインディーズ作品に触れ、評価、評論、そして議論をしてください。
これからの日本映画界の為に。

主催
:田辺・弁慶映画祭実行委員会/東京テアトル

上映作品

 馬渕ありさ監督『噛む家族』 

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多様性の時代、ゾンビという生き方。

人を見ると理性を失い、噛みつき感染させてしまうゾンビの家族。今まで人目につかないよう、家の中から一切出ることなく静かに暮らしていたが、外を知らない娘のために父親は、人間と共存していきたいと考える。

監督・脚本: 馬渕ありさ 出演: 東 杏璃、阿部能丸、隈坂健太、下東久美子、濱名香璃 プロデュー サー: 松永 毅 助監督: 真田大誠 機材協力: 赤瀬駿太 メイク: 白田彩純 脚本協力: 辻 智輝 制作: 齋 藤英文、田口ゆたか [49分] © テロワール

★ 全日、日替わり併映作品上映予定 『ホモ・アミークス』(2023年/42分)または『山田』(2019年/20分)

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馬渕ありさ まぶち ありさ

プロフィール
1995年5月18日生まれ。フリーランスの映像カメラマン、エディター。2019年に青山学院大学総合文化政策学部を卒業。過去作 『山田』『ホモ・アミークス』。

本作 受賞歴
2024年 第18回田辺・弁慶映画祭 弁慶グランプリ・キネマイスター賞・観客賞・フィルミネーション賞・わいず倶楽部賞
2024年 うえだ城下町 第22回自主制作映画コンテスト 大槻貴宏賞 受賞
2024年 第25回 TAMA NEW WAVE「ある視点」部門 入選

DIRECTOR'S COMMENT
世論に振り回され立場がコロコロ変わっていく人間と
ゾンビたちを、楽しんで観ていただけたら嬉しく思います。

 宮森玲実監督『わたしの頭はいつもうるさい』 

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応答せよ、私。

上京した小説家志望の25歳“のぞみ”と田舎暮らしの高校生18歳“ノゾミ”。それぞれの私が問いかけるー「有言実行、東京でパァーっとひと花咲かせたか?」変わりたいのに変われないもどかしい人生に抗う。夢や目標を抱いたすべての人に贈るクォーターライフクライシスムービー。

脚本・監督・プロデューサー: 宮森玲実 出演: 宮森玲実、細井じゅん、笠松七海、鈴木卓爾、藤田朋子 撮影・照明・編集: 寺西 涼 録音: 柳田耕佑、渡邉直人、色川翔太 整音: 柳田耕佑 助監督: 遠山浩二 制作進行: 稲生 遼、中田森也、高橋啓太 車両: 佐藤竜介 ヘアメイク: 鬼塚千花 音楽: 斎藤 大 スチール: 三浦 永 宣伝協力: 髭野 純 宣伝デザイン: 鈴木規子 製作・企画: 食卓 [76分] ©食卓

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宮森玲実 みやもり れみ

プロフィール
本作監督。俳優。日本大学芸術学部映画学科卒業。コロナ禍より映画製作を開始し、『わたしの頭はいつもうるさい』が初監督作品となる。

本作 受賞歴
2024年 第18回田辺・弁慶映画祭 俳優賞( 宮森玲実 )

DIRECTOR'S COMMENT
生きてる中で何気なく通り過ぎていってしまった様々な思いを残す時間に光があたるような作品になればと思い作ってました。ただただ、見て欲しいです。

 西崎羽美監督『よそ者の会』 

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誰もがカバンに爆弾を忍ばせている。

大学清掃員の鈴木槙生は、ある日「よそ者の会」という会合が行われていることを知り、参加することにする。主催者の女子学生・絹子をはじめ、集まるのは鬱屈を抱える「よそ者」たち。それぞれの秘密が交錯し...。

監督・脚本: 西崎羽美 出演: 川野邉修一、坂本彩音、比嘉光太郎 撮影: 松田恒太 録音: 色川翔太、大澤愛花 照明: 根岸一平 助監督: 中江伶乙 演出: 小林慶太郎 [42分] ©HAMI

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西崎羽美 にしざき はみ

プロフィール
2001年静岡県生まれ。映画美学校フィクション・コース第25期 高等科修了。日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻在学中。

本作 受賞歴
2024年 第18回田辺・弁慶映画祭 キネマイスター賞
2025年 第20回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門入選

DIRECTOR'S COMMENT
こうして多くの方に自分の映画をお届けできること、
とても光栄に思います。楽しんでいただけたら幸いです。

 木村ナイマ監督『天使たち』 

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傷つかずにこの世界にいることなんてできない。

舞台は新宿・歌舞伎町。様々な背景を持つ女の子が働くガールズバーで 出会った“なる”と“マリア”。若さを売り、求められる姿を演じ続け、次第に自分が本当に望むことがわからなくなっていく少女たちを監督の実体験を元に描く。

監督・脚本・編集: 木村ナイマ 出演: 龍村仁美、河野聖香、今田竜人、本田カズ、石井里乃 プロデューサー: 荒尾奈那 助監督: 望月尋加 撮影監督: 鈴木ラファエル 音楽: 雑魚ドール 録音: 渡邊直人 ヘアメイク: 長潟優祈 制作協力: project4 [ 86 分 ] ©『天使たち』製作委員会

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木村ナイマ きむら ないま

プロフィール
2001年生まれ、上智大学卒。初監督作『ファースト・ピアス』が西湘映画祭グランプリを受賞。
学生時代にガールズバーで働いた経験から本作の着想を得た。

本作 受賞歴
2024年第18回田辺・弁慶映画祭 映画.com 賞

DIRECTOR'S COMMENT
ただ君がこの世界で何度でもやり直して、何度でも生きようと思えるように、この映画を作りました。
見つけてください。

 宮坂一輝監督『温帯の君へ』 

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君が分からなくなった。君を分かりたいと思った。

大樹と翠は同じ大学に通う恋人同士。ある日二人は気候変動をテーマとした現代アート展を訪れるが、感じ方はまるで正反対。倦怠期に差し掛かっていた二人の関係は、この日を境に思わぬ方向へと転がり始める。

監督・脚本・編集: 宮坂一輝 出演: 山下 諒、二田絢乃、さいとうなり、関口滉人、吉田晴登 撮影: 石川貴大 録音: onigiri.saburou 助監督: 東 響生 美術: 侃生 -KAN- 衣装: 飯田夕佳理 ヘアメイク: 皆川 苗 スチール: 森本あお [75分] ©映画『温帯の君へ』制作チーム / TBX Production

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宮坂一輝 みやさか かずき

プロフィール
1999年埼玉県出身。東京大学大学院総合文化研究科修士課程卒。初長編監督作 『(Instrumental)』で第21回 TAMA NEW WAVEコンペティション部門にノミネートされ、2022年に劇場公開を果たす。本作が長編二作目。

本作 受賞歴
2024年 第18回田辺・弁慶映画祭 俳優賞( 山下諒、二田絢乃、さいとうなり )

DIRECTOR'S COMMENT
大切な人と突然分かり合えなくなる瞬間と、それを乗り越えるまでの過程を描きたいと思いました。あまりにも大きな危機を前に、時にぶつかりながらも前に進もうとする大樹と翠の物語は、きっと私たちの物語でもあります。是非劇場でご覧いただければ幸いです。

【料金】
一般・大専:1,500円/シニア:1,300円/TCG会員1,400円
☆その他各種割引、サービスデー適用可
☆キネマ旬報社主催・映画検定1~4級の方、証明書持参で1,300円

■テアトル梅田(旧シネ・リーブル梅田)
2025年6月20日(金)~6月26日(木)開催予定
レイトショー連日1日1回上映

6/20(金) 宮坂監督『温帯の君へ』
6/21(土)~ 6/22(日) 木村監督『天使たち』
6/23(月) 宮森監督『わたしの頭はいつもうるさい』
6/24(火) 西崎監督『よそ者の会』
6/25(水)~ 6/26(木) 馬渕監督『噛む家族』

イベント情報

チケット販売について

■オンライン購入
各上映日の2日前0:00(=上映3日前24:00)〜上映開始20分前

※クレジットカード決済のみ使用可。

■劇場窓口販売
各作品上映2日前の朝OPEN時より

【注意事項】
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※窓口の営業時間は当館開館時刻から最終回上映開始時刻までとなります。
※上映予定、イベントの内容は、予告なく変更または中止になる場合がございます。