3 / 6 [金] 公開
異国日本。
ミャンマー人兄弟が見つけた場所とは
『エイン』は、ミャンマーから日本に移住してきた家族の姿を通して、異なる文化や言語の中で生きる人々が「居場所」を探す心を描くドラマ映画です。タイトルの「エイン」はミャンマー語で「家」という意味であり、ティンダン監督自身が幼少期に日本に来て経験した思いをもとに制作されています。本作は、思春期の少年が自分の立場や家族、周囲の人々との関係に悩みながら成長していく姿を、純粋でありながらも鋭い視点で描きます。
家族でミャンマーから日本へ移住して1年になるアウンメインは、日本人の上司に体調が悪いことも言えず無理をする父親や、新品ではなく古着の服を大量にプレゼントしてくる近隣の女性に笑顔を見せる母親の姿を見て、級友たちの視線に偏見が込められているように感じてしまう。そんなことから次第に「学校」「日本人」「家族」というものに反発するようになったアウンメインは、ある日、学校でトラブルを起こして父親と衝突し、家を飛び出してしまう。後についてくる無邪気な弟のウィンタウンとともに、行く当てのない2人が目指した先は……。