近日上映作品

お艶殺し

5 / 29 [金] 公開

R15+ 87分 日本

その女は、破滅を誘う―。
日本を代表する文豪・谷崎潤一郎のフェティシズム小説「お艶殺し」を原案に、衝撃の映画化。
信頼と裏切り、欲望と愛が交錯するノワールロマンス。

銅線窃盗で服役していた阿部新助(三河悠冴)は、刑期を終えて出所し、測量会社に住み込みで働き始める。そこへ現れたのは、事件のきっかけを作った幼馴染の徳井三太(松尾潤)と、新助の元恋人・柳田艶(直木レミ)だった。窃盗は三太に唆されたものだったが、新助はすべての罪を背負って服役していた。再会をきっかけに、新助と艶の間には再び恋心が芽生え、三太の目を盗んで逢瀬を重ねるようになる。三太への後ろめたさから、新助は再び彼の犯罪に加担し、艶との関係も打ち明ける。やがて激しい諍いの末、取り返しのつかない事態が起こる。打ちひしがれた新助が艶に真実を告白すると、その反応は彼の予想だにしないものだった―。

原案
:「お艶殺し」谷崎潤一郎
出演
:三河悠冴、直木レミ、松尾潤、カトウシンスケ、佐々木修二、豊満亮、小野寛幸、和泉志歩/伊藤洋三郎、中島ひろ子
監督
:十城義弘

INTRODUCTION

日本近代文学を代表する作家・谷崎潤一郎。耽美と官能の作家として知られる一方で、人間の欲望や倒錯、フェティシズムを冷静な筆致で描いた作品も数多く残している。本作の原作である「お艶殺し」は、谷崎潤一郎初期作品のひとつ。男の弱さと女の存在が絡み合う中で、愛と執着は次第に歪み、やがて暴力へと転じていく過程が、静かに、しかし容赦なく描き出されている。出演は、映画『Cloud クラウド』やNetflix「今際の国のアリス シーズン3」に出演し注目を集める演技派・三河悠冴。そして、ドラマ「先生さようなら」の直木レミ、映画『レッドブリッジ』『6人ぼっち』の松尾潤の期待の若手俳優が出演。その他、数多くの作品に出演する名バイプレイヤーのカトウシンスケ等が脇を固める。今年生誕140年を迎える谷崎潤一郎の作品を「TANIZAKI Reimagined」と題して長編映画化。春が翳る頃、静かに歪んだ欲望が息づく谷崎の世界へと誘う―。