近日上映作品

シルバー・エクスプレス

11 / 13 [金] 公開

  • 第31回釜山国際映画祭 コンペティション部門出品決定

カンヌ国際映画祭ラ・シネフ部門入選の田中未来監督待望の初長編

短編「ジンジャー・ボーイ」が第78 回カンヌ国際映画祭ラ・シネフ部門第入選を果たした新鋭・田中未来監督が、岡本ゆいを主演に迎えた初長編映画。
他者に恋愛感情を抱いたことがない智絵里は、いつもどこか孤独で浮いている。近しい友達との対人関係もうまくいかないばかりか、恋愛映画を見ても登場人物に共感できず、男友達からの好意にはうまく応えられない。そんな智絵里はある日、自分と同じように恋愛感情を抱かない男性、翔也と出会う。2人は意気投合し、「自分たちは一人じゃなかった」と喜び合う。しかし、限りなく似ている2人には、決定的な違いがあった―――。

監督の田中未来は、ENBU ゼミナール在籍中、時間の流れとともに終わりゆく友情を繊細に描いた短編「ジンジャー・ボーイ」がいきなりのカンヌ国際映画祭ラ・シネフ部門入選を果たし、話題に。その後、肉体的接触がなくても恋愛関係は成り立つのかをテーマにした「エミレット」、これまで一度も人を好きになったことのない青年が居場所を探す姿を描いた「ブルー・アンバー」を続けて制作。2025 年の第21 回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門では、これら3 本の中・短編映画を上映した「焦点監督・田中未来」という特集が組まれ、「ジンジャー・ボーイ」がJAPANCUTS Award、「ブルー・アンバー」が芳泉短編賞<スペシャル・メンション>のW 受賞を果たす。一貫して、現代を生きる若者たちの生きづらさを描いてきた監督にとって、初長編映画となる『シルバー・エクスプレス』は、恋愛感情や性的欲求を持たない智絵里の姿を通して、自分とは価値観やセクシャリティが異なる他者への"想像力"を持つことの困難と尊さを問いかける。

監督・脚本
:田中未来
出演
:岡本ゆい 栗原颯人 中村里帆 山脇辰哉 高橋璃央 中島侑香 中井友望 斉藤里奈 佐久間祥朗 大瀧慶祐